TAKEBITO ORIGINAL COLLECION CATALOGUE vol.24
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www.yamashita-kogei.com従来の加工方法は主に素材の表面に塗料を塗ることで皮膜を作り、その皮膜で素材の内部に水分が入り込むのを防いでいます。表面のみをコーティングする従来の方法は、時間が経つと塗膜が消耗、劣化し剥離を起こし、その部分から浸水し、カビが発生しやすくなります。また塗装が剥げると表面に凹凸が生じるため見た目も悪くなります。TSC加工は繊維と繊維の間にある空間を保ったまま、天然素材の耐久性を向上することが出来ます。内部繊維の加工なので表面を覆う照り感などは最小限に抑えられ、素材本来の質感や香りを残すことが可能です。また、従来塗装のように表面が傷つくことによる劣化が起こり難くなります。【従来の塗料による加工】【TSCによる加工】【竹集成ボードによる撥水比較】①水による撥水実験②醤油による撥水実験26

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